一般的なお葬式の流れについて解説
一般的なお葬式の流れについて解説
人間とはいつ亡くなるかわからない繊細な動物です。
前日まで元気に一緒に食事をし、何ら問題なく会話を楽しんでいたとしても翌日に脳溢血や心不全で突然命を落とすこともあるんです。
また不慮の事故や事件に巻き込まれて死んでしまうことだってあります。
人間はだれしも明日の命はわからないものであると心得ておく必要があるのです。
人が亡くなると遺族はお葬式の段取りをしなければいけません。
お葬式の流れは、まず葬儀会社の選定から始まります。
入院している病院や自治体から紹介されることもありますが、ネットで口コミサイトを参考に選んでいくのも良いでしょう。
ついで信教を伝え、予算を決めて葬儀プランナーに全体のスタイルや流れを決めてもらいます。
そのあとに見積が提示され、それに納得できれば葬式の設営を始めることになるんです。
通夜と告別式では多くの弔問客がやってきて、僧侶の読経の後に焼香となり、棺にお花を入れて焼き場に運ぶというのが日本の一般的な葬儀スタイルになっています。
お葬式後の法要はどのように行えば良いのか
家族が亡くなると通夜や葬儀の準備で忙しくなりますが、お葬式が終わればそれで終了というわけではありません。
お葬式が終わっても、法要が行われることが一般的です。
法事にも色々な種類がありますが、なかでも特に大事なものに四十九日法要があげられます。
これは故人が亡くなってから49日後に行うものとなっていますが、故人があの世に旅立つ日と考えられています。
家族や親族はもちろん、故人と親しい間柄にあった友人なども招かれます。
このときにお墓などへの納骨が行われることも多くなっています。
法事がどのように行われるのかも知っておきたいところですが、僧侶による読経が行われ、焼香や精進落としもします。
その後には集まった人で食事会をすることが一般的です。
葬儀後は遺族が四十九日まで定期的に法事を行うことになりますが、最初に行うのが初七日で、その後も7日後に行うことになります。
それからも一回忌や三回忌など区切りごとに法事が行われていきます。